カロポスの子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 05:40 UTC 版)
このニーレウスは、シューメー島の王カロポスとニュムペーのアグライエーの子である。ヘレネーの求婚者の1人で、トロイア戦争におけるギリシア軍の武将の1人。 ニーレウスはシューメー島の軍勢3隻、あるいは16隻、53隻を率いてトロイア戦争に参加した。出兵した武将の中ではアキレウス以外で一番の美男子だったが、武勇の点では他の武将に劣っていた。ギリシア軍がミューシアに上陸し、トロイアと勘違いしてテーレポス王と戦ったとき、ニーレウスはテーレポスの美しい妻ヒエラーを討ったが、トロイア戦争ではテーレポスの子エウリュピュロスに討たれた。一説によるとアイネイアースに討たれた。
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