カイシロ

デジタル大辞泉

かい‐しろ【^▽垣代】

読み方：かいしろ

《「かきしろ」の音変化》

１ 垣の代わりとして用いる幕。帳(とばり)を隔てとして用いるときの呼び名。

２ 青海波(せいがいは)の舞楽のとき、庭上に垣根のように立ち並ぶ楽人の称。

「四十人の—、いひ知らず吹き立てたる物の音(ね)ども」〈源・紅葉賀〉

歴史民俗用語辞典

垣代

読み方：カイシロ（ｋａｉｓｈｉｒｏ）

（１）帳をへだてに代用するときの呼びかた。
（２）青海波の舞楽のとき、庭に立ち並んで吹奏する楽人。