オーロクローム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/24 10:10 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動オーロクローム(aulochrome)は、1999年にベルギーのフランソワ・ルイによって発明され、最初の試作器が製作された木管楽器である。別々にあるいは一緒に演奏できる2本のソプラノサクソフォーンから構成される。名称はギリシア語のaulos(最も重要な古代ギリシアの楽器の名称)とchrome(色)に由来する。この楽器を初めて使用したのはサクソフォーン奏者ファブリツィオ・カッソルであう。ジョー・ロヴァーノ は最近この楽器を使ってレコーディングを行った。作曲家フィリップ・ボスマンスはオーロクロームと管弦楽団のための作品Fanfare IIIを書いた。この曲は2002年にカッソルと指揮者シルヴァン・カンブルランによって初演された[1]。
出典
- ^ “Fanfare III, Philippe Boesmans (Web)”. IRCAM - Brahms - Base de documentation sur le musique contemporaine. 2010年2月15日閲覧。
外部リンク
動画
音声
- Audio of "Big Ben" by Joe Lovano (track 11)
オーロクローム (aulochrome)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:35 UTC 版)
「サクソフォーン」の記事における「オーロクローム (aulochrome)」の解説
通常の音色で(特殊奏法の重音ではなく)同時に2つの音を出せる、二重ソプラノ・サクソフォーン。フィリップ・ボスマンがこの楽器のために「ファンファーレIII」という協奏曲を書き下ろした。
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