オルキルオト3号機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 18:47 UTC 版)
「欧州加圧水型炉」の記事における「オルキルオト3号機」の解説
フィンランドのオルキルオト原子力発電所の3号機の建設は2005年8月に始まった。アレバ社の最初の建設計画である。当初は2009年に開業予定であったが、幾度もの工程の遅延に苦しんでおり、現在は運用は2014年からが期待されている。しかし、それでもなお世界で初めて建てられたEPRになるとして期待されている。建設はアレバとシーメンスの共同するアレバNPが発電所の運営者であるフィンランド産業電力 (TVO) 向けに行っている。当初コスト見積もりはおおよそ37億ユーロであったが、2010年7月の時点で既に27億ユーロの予算超過が発生している。原子炉は1600MWeの出力を予定している。
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