オスカルギリア_(画家)とは? わかりやすく解説

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オスカル・ギリア (画家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 23:16 UTC 版)

オスカル・ギリア
Oscar Ghiglia
自画像(1920)
生誕 1876年8月23日
イタリア王国 リヴォルノ
死没 (1945-06-14) 1945年6月14日(68歳没)
イタリア王国 フィレンツェ
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オスカル・ギリアイタリア語: Oscar Ghiglia, 1876年8月23日 - 1945年6月14日)は、イタリアの画家である。アメデオ・モディリアーニと同郷の画家であり、イタリアで修業時代の友人であった。

略歴

トスカーナ州リヴォルノで生まれた。父親を早く亡くし、子供時代に路上の物売りなどの仕事をしなければならなかった。はじめ独学で絵を描いていたが、リヴォルノの海洋画家、ウーゴ・マナレージイタリア語版マッキア派の画家、ジョヴァンニ・ファットーリの弟子の画家、グリエルモ・ミケーリのスタジオで学んだ。ミケーリのスタジオなどで、モディリアーニやルウェリン・ロイドアントニオ・デ・ヴィットイタリア語版といった画家たちと友人になった。

1900年に、フィレンツェに移り、ファットーリの主宰する美術学校に入学した。1901年にヴェネツィア・ビエンナーレに出展し、翌年フィレンツェの展覧会にも出展した。1902年にはモディリアーニとともにフィレンチェに住んでいた。フィレンツェで、文学者のジョヴァンニ・パピーニイタリア語版英語版を中心とする知識人の中で活動した。

1914年にリヴォルノ県のリゾート地、カスティリオンチェッロイタリア語版英語版に移り、室内画や静物画を描くようになった。展覧会などへの出展も少なくなった。

息子のヴァレンティーノ・ギリアイタリア語版(1903年 - 1960年)も画家になり、同名の孫、オスカー・ギリア(1938年 - 2024年)はギタリストになった。

作品

脚注

  1. ^ モディリアーニにも同じ人物を描いた作品がある。(http://www.artesuarte.it/articolo.php?id=128&mn による)ただし画家のルウェリン・ロイドの肖像として紹介しているWebサイトもある。

参考文献

  • Oscar Ghiglia e il suo tempo, a cura di Paolo Stefani - Firenze: Vallecchi, 1985

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