オオコシオリエビとは? わかりやすく解説

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オオコシオリエビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/19 15:24 UTC 版)

オオコシオリエビ
姫路市立水族館での展示
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea
: 軟甲綱 Malacostraca
亜綱 : 真軟甲亜綱 Eumalacostraca
上目 : ホンエビ上目 Eucarida
: 十脚目(エビ目) Decapoda
亜目 : 抱卵亜目(エビ亜目)
Pleocyemata
下目 : 異尾下目(ヤドカリ下目)Anomura
上科 : コシオリエビ上科 Galatheoidea
: チュウコシオリエビ科 Munididae
: オオコシオリエビ属 Cervimunida
: オオコシオリエビ C. princeps
学名
Cervimunida princeps
和名
オオコシオリエビ (大腰折海老)

オオコシオリエビ(大腰折海老、学名Cervimunida princeps)は、節足動物門甲殻亜門軟甲綱十脚目異尾下目チュウコシオリエビ科の動物。

特徴

珊瑚礁に生息するコシオリエビ上科の動物が1cm内外なのに対し、本種は体長は5cm内外に達する大型のコシオリエビで、長大な鋏と脚を持ち、鋏を含めると、体長20cmに達する。脚は外面では6本に見える。

体の色は赤みがかったオレンジで触角は長く、見た目通りエビに似ており、静岡県などでは長い手脚から方言でクモエビと呼ばれているが、エビではなくヤドカリに近い動物である。

分布

東北以南の深度200m以深の深海に分布。

深海で長い鋏を駆使して有機物や小さな生物を捕食して生活している。

利用

底引き網などで漁獲され、水産上の価値はあまり高くないものの、その体の大きさと美味であることから食用に利用されている。

食感もエビに似ているが、市場に出回ることはあまりない。





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