エーリヒ・ウルバンナーとは? わかりやすく解説

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エーリヒ・ウルバンナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/25 16:31 UTC 版)

エーリヒ・ウルバンナー
生誕 (1936-03-26) 1936年3月26日
出身地  オーストリア インスブルック
学歴 ウィーン国立音楽大学
ジャンル クラシック音楽
職業 作曲家

エーリヒ・ウルバンナー (Erich Urbanner, 1936年3月26日インスブルック - )は、オーストリア作曲家教育者[1]

略歴

ウルバンナーは1955年から1961年までウィーン国立音楽大学で学び、カール・シスケとハンス・イェリネクの作曲クラスで、またピアノをグレーテ・ヒンターフォーファーに、指揮法ハンス・スワロフスキーに学んだ。 彼は、さらにヴォルフガング・フォルトナーカールハインツ・シュトックハウゼンブルーノ・マデルナに作曲を学ぶためにダルムシュタット夏季現代音楽講習会に参加した。

1961年から、ウィーン国立音楽大学でスコア・リーディングを教え、1969年からは作曲と和声法対位法の正教授となった。1969年と1974年に、十二音技法のセミナーのディレクターとなり、1986年から1989年までエレクトロ・アコースティックと実験音楽の研究所の所長を務めた。教え子の作曲家にはオルガ・ノイヴィルトトーマス・ラルヒャー、ジル・ベルマーレ、ヨハンナ・ドーデラー、ミゲル・デル・アギーラ、ジェームズ・ポークルーカス・リゲティ、Alexander Wagendristl、Gerhard Schedlが、日本人では衛藤恵子がいる。

作曲作品について

ウルバンナーの作品は独奏楽器、室内楽、オーケストラ曲にわたっており、多くの協奏曲、オペラやミサとレクイエムを含んでいる。楽譜はドブリンガー社(Doblinger)から出版されている。1968以降、指揮者としても活動している。

受賞歴

  • 1980年:インスブルック市作曲賞。
  • 1984年:ウィーン市音楽賞。
  • 2001年:オーストリア共和国功績勲章 。

脚注

  1. ^ MICA-INTERVIEW MIT ERICH URBANNER”. www.musicaustria.at. www.musicaustria.at. 2020年8月11日閲覧。

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