エンプティ・セラ症候群とは? わかりやすく解説

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エンプティ・セラ症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/01 05:41 UTC 版)

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エンプティ・セラ症候群
分類および外部参照情報
診療科・
学術分野
内分泌学
ICD-9-CM 253.8
DiseasesDB 31523
MedlinePlus 000349
MeSH D004652
MRI (T2強調画像)でのエンプティ・セラ症候群

エンプティ・セラ症候群(-しょうこうぐん、: Empty sella syndrome)とはクモ膜下腔トルコ鞍内に嵌入し、トルコ鞍が脳脊髄液で満たされる病気のこと[1]

トルコ鞍が空虚でMRIなどで鞍内が髄液で満たされることにより診断される[2]。原発性と続発性があり、原発性は中年女性に多く視力障害、頭痛、内分泌症状を、続発性では下垂体手術や放射線療法後に起こる[2]

無症状のことが多いが、術後短期間で視力障害が再発するような例では開頭術を行う[2]

脚注

  1. ^ 森川昭廣『標準小児科学第7版』医学書院、2009年。
  2. ^ a b c 南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294

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