エンテベの勝利とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > エンテベの勝利の意味・解説 

エンテベの勝利

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 15:54 UTC 版)

エンテベの勝利
Victory at Entebbe
監督 マーヴィン・J・チョムスキー英語版
脚本 アーネスト・キノイ英語版
製作 ロバート・グエネット英語版
製作総指揮 デヴィッド・L・ウォルパー英語版
出演者 ヘルムート・バーガー
リンダ・ブレア
音楽 チャールズ・フォックス英語版
撮影 ジム・キルゴア
編集 マイケル・ガヴァルドン
ジム・マッケルロイ
デヴィッド・サクソン
製作会社 デヴィッド・L・ウォルパー・プロダクションズ英語版
配給 ABC
ワーナー映画
公開 1976年12月13日(テレビ放送)
1976年12月25日(劇場公開)
上映時間 120分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
テンプレートを表示

エンテベの勝利』(エンテベのしょうり、Victory at Entebbe)は1976年アメリカ合衆国テレビ映画。監督はマーヴィン・J・チョムスキー英語版、出演はヘルムート・バーガーリンダ・ブレアなど。

同年6月末に起きたエンテベ空港ハイジャック事件を豪華キャストでテレビ映画化したもの。1977年プライムタイム・エミー賞にて音響編集賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画/スペシャル部門)を受賞した。

元々はテレビ映画として製作されたものだったが日本では劇場公開された。ただし、上映開始後にアラブ各国の大使から外務省に対して「イスラエルの勝利を一方的にうたったこの映画の宣伝は好ましくない。」と抗議があり、1週間で上映中止に追い込まれた(最終上映日1976年12月31日)。配給元のワーナー・ブラザース日本支社は「動員がケタはずれに悪く、あくまでも興行上の配慮で、外部の圧力に屈したものではない。」としている[1]

ストーリー

キャスト

役名 俳優
ドイツ人テロリストヴィルフリート・ボーゼ英語版 ヘルムート・バーガー
ハーシェル・ヴィルノフスキー カーク・ダグラス
シモン・ペレス国防相 バート・ランカスター
エドラ・ヴィルノフスキー エリザベス・テイラー
イツハク・ラビン首相 アンソニー・ホプキンス
ヨナタン・ネタニヤフ(ヨニ)中佐[注 1] リチャード・ドレイファス
ノミ・ハロウン ジェシカ・ウォルター
シャナ・ヴィルノフスキー リンダ・ブレア
イディ・アミン大統領 ジュリアス・W・ハリス
ネイサン・ハロウン アラン・ミラー英語版
ヤコブ・シュロモ セオドア・ビケル
エッタ・グロスマン・ワイズ ヘレン・ヘイズ
デュカス機長 クリスチャン・マルカン
ダン・ショムロン准将 ハリス・ユーリン
ドイツ人女性テロリスト(ブリギッテ・キュールマン英語版 ビビ・ベッシュ

評価

allcinemaは「チャチなセットに豪華キャストだけかき集めてVTRで収録したものを、フィルムに移し変えてるものだから画面の汚さは特筆モノ。キネコ技術の発達した現在と違い、当時の荒れた映像は劇場のスクリーンで観るようなものでなかった。元々作品自体が出来の良い造りでないだけに、これでは二重苦三重苦である。」と酷評している[2]

脚注

注釈

  1. ^ 後のイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフの兄。

出典

  1. ^ 朝日新聞1976年12月29日社会面
  2. ^ エンテベの勝利”. allcinema. 2019年7月8日閲覧。

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エンテベの勝利」の関連用語

エンテベの勝利のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エンテベの勝利のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエンテベの勝利 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS