エマード (ミサイル)
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エマード | |
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種類 | 中距離弾道ミサイル |
運用史 | |
配備先 | ![]() |
開発史 | |
製造業者 | ![]() |
値段 | 不明 |
諸元 | |
弾頭 | 機動式再突入体 (MaRV) |
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エンジン | 液体式 |
誘導方式 | 慣性誘導、終末誘導 |
エマード(ペルシア語: عماد、Emad)は、イランで最初の精密誘導長射程地対地弾道ミサイル。
概要
北朝鮮のノドンを原型に改良したシャハブ3の派生機種である。射程は1700km、750kgの弾頭を輸送可能、精度は500m以内であると考えられる[1]。エマードの精度が向上した背景には終端誘導を備える機動式再突入体 (MaRV) の採用があると考えられ、同様に弾道ミサイル防衛 (BMD) に対する抗堪性も向上した[1]。
長大な射程と命中精度は周辺国の脅威になる可能性があり、国際連合の安全保障理事会でも懸念されている[1]。
2025年6月のイスラエルによるイラン攻撃(2025年6月ライジング・ライオン作戦を参照)では、イランが報復としてエマードを発射。イスラエル側に着弾した[2]。
関連項目
脚注
「エマード (ミサイル)」の例文・使い方・用例・文例
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