エクセター点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 20:05 UTC 版)
幾何学において、エクセター点(エクセターてん、英: Exeter point)は三角形の中心の一つである[1]。重心の擬調和三角形と外接三角形の配景の中心として定義される。クラーク・キンバーリングの「Encyclopedia of Triangle Centers」では、X(22)として登録されている[2]。
1986年にフィリップス・エクセター・アカデミーによって発見された[3][4]。
定義

エクセター点の定義は以下の通りである[5]。
- △ABCの、それぞれA, B, Cを通る中線と△ABCの外接円の頂点でない方の交点をA', B', C'とする。また△DEFを△ABC の外接円のA, B, Cを通る接線が成す三角形とする(Dは、Aの接線で構成される辺の対頂点、E,FもB,Cに対して同様に定義する)。このときDA', EB', FC'は共点でこの点を△ABCのエクセター点と言う。
三線座標
エクセター点の三線座標は以下の式で表される。
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