エアスプリング付きショックアブソーバー
空気ばねをショックアブソーバーの上方に配置する構造で、姿勢制御などの補助ばねとして用いることが多い。機能名でサスペンションコントロールユニットとも呼ぶ。この構造は古くからオレオサスペンションとして知られている。トヨタ・セルシオのH∞TEMSでは減衰力可変範囲を拡大し、アクチュエーターのステップモーターによるロッド回転切替えを9段階に増している。ばね上速度はGセンサーで検出する。空気ばねの制御は、ハイトコントロールバルブはフロントフェンダー上とリヤラゲッジルーム内に設け、コンプレッサーから送られたエアをチャンバーに送る。主ばねのコイルスプリングをチャンバーの外側に配置し、空気ばねとともにセミアクティブ制御する。
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