ウィリアム・ジョリッツとは? わかりやすく解説

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ウィリアム・ジョリッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/07 00:17 UTC 版)

ウィリアム・ジョリッツ
原語名William Jolitz
生誕 (1957-02-22) 1957年2月22日
アメリカ合衆国 ミシガン州マスキーゴン
死没2022年3月2日(2022-03-02)(65歳)
職業ソフトウェア工学者
代表作386BSDの開発

ウィリアム・フレデリック・“ビル”・ジョリッツ(William Frederick "Bill" Jolitz、1957年2月22日 - 2022年3月2日)は、アメリカ合衆国ソフトウェア工学者である。1989年から1994年にかけて妻のリン・ジョリッツと共同で386BSDを開発したことで知られる[1]

ジョリッツはカリフォルニア大学バークレー校で計算機科学の学士号を取得した。

386BSDの開発以前には、4.2BSDが動くNSC 16032(NS320xx)CPUを搭載したSymmetric 375を設計し[2]、1987年から1988年にかけて、自身が設立したSymmetric Computer Systemsで販売していた。

夫妻はカリフォルニア州ロスガトスに住んでいた[3]

ジョリッツは肉腫により2022年3月2日に死去した[4]。ジョリッツの死は、同年4月8日に、The Unix Heritage Society(TUHS)メーリングリストで発表された[5]

脚注

  1. ^ Raymond, Eric S. (September 23, 2003). The Art of Unix Programming. Addison-Wesley Professional. p. 41. ISBN 978-0-132-46588-5. https://www.google.de/books/edition/The_Art_of_UNIX_Programming/H4q1t-jAcBIC?hl=en&gbpv=1&pg=PA41&dq=Jolitz 
  2. ^ Möller, Udo (2020年3月11日). “The Web Site to Remember National Semiconductor's Series 32000 Family”. 2022年11月14日閲覧。
  3. ^ Lynne Jolitz”. 2019年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月7日閲覧。
  4. ^ Lynne Greer Jolitz. “Obituary of William Frederick Jolitz”. 386bsd.org. 2022年4月17日閲覧。
  5. ^ Cole, Clem (2022年4月8日). “[TUHS Sad News - we last two wonderful people in the past few weeks.]”. 2022年4月8日閲覧。

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