イルフォード方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/05 08:18 UTC 版)
「水洗 (写真現像)」の記事における「イルフォード方式」の解説
小型タンクを用いての手現像において、「無硬膜タイプ定着液」で水洗作業をするための高速かつ水量の節約になる仕様説明書上の技術が、以下の「イルフォード方式」である。 定着液と同一の水温の水道水(+/- 5°C あるいは 7°F)で現像タンクを満たす。 - 現像プロセスを通じてすべての水温を維持することは、感光乳剤膜に網状のしわが生じることを避けるために必要である。 現像タンクを上下を逆にする作業を5回行なって、水分を完全に切る。 現像タンクをふたたび満たし、上下を逆にする作業を10回行なって、水分を完全に切る。 現像タンクをふたたび満たし、上下を逆にする作業を20回行なって、水分を完全に切る。 これで水洗作業は終了である。
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