アートウィーク東京とは? わかりやすく解説

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アートウィーク東京

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/10 08:30 UTC 版)

アートウィーク東京
Art Week Tokyo
種類 美術展
初回開催 2021年11月4日 (2021-11-04)

アートウィーク東京(Art Week Tokyo)は、一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームがアートバーゼルと提携し、日本の現代アートを国内外に紹介する現代アートイベント[1]

国立新美術館東京都現代美術館のような国営・公営の美術館、資生堂ギャラリーや銀座メゾンエルメスフォーラムなどの企業が運営する美術館、そしてアーティストと密な連携をとって活動するギャラリーなど、総数50の施設が「現代アート」を軸に集い協働した。

コンテンポラリーアートプラットフォーム

コンテンポラリーアートプラットフォームは、アートバーゼルと提携し、アートウィーク東京を開催する一般社団法人。2008年に東京東麻布にタケニナガワを設立し、新進作家から歴史的な評価の⾼い作家まで、現代アートの文脈で活躍する日本人作家を国際的にプロモーションする蜷川敦子と、シークエッジグループCEO、実業之日本社社主を務め、2021年に言論と研究のためのオンラインプラットフォーム実業之日本フォーラムを設立した白井一成の2名が共同代表を務める[2][3]

沿革

2021年

2022年の本格ローンチを目指し、2021年11月4日~7日にプレイベントが開催された。

  • 会期:2021年11月4日(木)~11月7日(日)
  • 時間:10:00−18:00
  • 会期:都内50軒の美術館とギャラリー
  • アクセス:錦糸町、新宿、天王洲、駒込といった東京の東西南北をカバーしながら4つの巡回ルートでアートバスを運行。参加者はフリーパスによってバスに乗りながら参加するギャラリーや美術館を巡回。バスは約15分間隔で運行
2022年

ローンチイヤーとなった2022年は、公式アプリ「AWT PASS」を使って会場を巡り、オンライントーク、ビデオプログラム、ラウンドテーブル、オンラインプラットフォームなど、多角的な催しが実施された。

  • 会期:2022年11月3日(木)~11月6日(日)
  • 時間:10:00−18:00
  • 会期:都内52軒の美術館/インスティテューションとギャラリー
  • アクセス:6つのルートを巡回する無料のシャトルバスが運行。バスは約15分間隔で巡回
  • 専用アプリ:無料アプリ「アートウィーク東京」専用アプリは、シャトルバスの運行状況の確認のほか、ルートマップや会場案内を調査可能。
2023年

これまでの催しに加え、美術館での作品鑑賞とギャラリーでの作品購⼊というふたつの体験を掛け合わせた「買える展覧会」である「AWT FOCUS」が開始。第一回目のアーティスティック・ディレクターは保坂健二朗滋賀県立美術館ディレクター)が務めた。

  • 会期:2023年11月2日(木)~11月5日(日)
  • 時間:10:00−18:00
  • 会期:都内50軒の美術館/インスティテューションとギャラリー
  • アクセス:7つのルートを巡回する無料のシャトルバスが運行。バスは約15分間隔で巡回
2024年
  • 会期:2024年11月 7日(木)~11月10日(日)
  • 時間:10:00−18:00
  • 会期:都内53軒の美術館/インスティテューションとギャラリー
  • アクセス:6つのルートを巡回する無料のシャトルバスが運行。バスは約15分間隔で巡回

脚注

  1. ^ As Travel Restrictions Ease, Art Week Tokyo Flipped the Script by Bussing in VIPs Direct to Galleries. Many Dealers Preferred It Tokyo galleries were happy go make new contacts and sales to overseas collectors, without having to take on a costly fair amid the weak yen.”. webマガジン“artnet News”. 3 November 2022閲覧。
  2. ^ 白井一成が仕掛けるアートウィーク東京の狙い”. webマガジン“ZEROMILE”. 21 June 2023閲覧。
  3. ^ ディレクター蜷川敦子さんに聞く「アートウィーク東京」の楽しみ方”. JBPress “オートグラフ”. 21 June 2023閲覧。

外部リンク




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