アークザラッド・モンスターゲーム_with_カジノゲームとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アークザラッド・モンスターゲーム_with_カジノゲームの意味・解説 

アークザラッド・モンスターゲーム with カジノゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/15 17:35 UTC 版)

アークザラッド・モンスターゲーム with カジノゲーム
ジャンル その他
対応機種 PlayStation
開発元 ジークラフト
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
人数 1〜2人
メディア PS:CD-ROM2枚
ゲームアーカイブス(340MB)(PS3非対応)
発売日 PS:1997年7月31日
ゲームアーカイブス:2007年12月12日
テンプレートを表示

アークザラッド・モンスターゲーム with カジノゲーム』(アークザラッド・モンスターゲーム ウィズ カジノゲーム、Arc The Lad MONSTER GAME with CASINO GAME)は、ジークラフト制作、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation用ゲームソフト。

概要

アークザラッドの世界に突然現れた闘技場を舞台とする「モンスターゲーム」と、チョンガラが経営するカジノ店を舞台としたミニゲーム集「カジノゲーム」の2つのCDに分かれている。

元々「モンスターゲーム」は『アークザラッドII』(以下、アーク2)初回出荷分に付属する応募券を送ることで抽選でプレゼントされた非売品であったが、後に「カジノゲーム」を追加する形で市販化された。

モンスターゲーム

アーク2のモンスター及びメインキャラクターによる戦闘を主軸においたもの。戦闘に勝利すればアイテムと仲間となるモンスターが賞品として手に入る。1P側と2P側でそれぞれセーブデータを読み込み、対戦することも可能である。アーク2本編のアペンドディスクに当たり、プレイにはアーク2のセーブデータが必要(アーク2側のシナリオ進行状況によってはプレイできない場合がある)で、獲得した経験値やアイテムは相互に使うことができる。基本システムは1人プレイ用のアーク2本編と同一であるため、対戦以外の移動や各施設の利用時は1P2Pのどちらか一方のみが行動できる。

本作を使わないと手に入らない強力なアイテムがある他、鍛冶屋によるアイテム強化のトライ&エラー作業の大幅な効率化、トレード機能を利用した他セーブデータのコレクションアイテム倉庫としての利用など、アーク2のやり込みに必須とも言えるものであった。

登場人物

主人公
本作オリジナルキャラクター。いずれも十代後半と思しき男女2人おり、プレイ開始時にどちらか一方を選択する。純粋にプレイヤーの分身であり、固有の台詞や設定等は存在せず、戦闘にも参加はせず後方から指示するという建前になっている。

主人公以外の登場人物はアーク2本編からの流用で、メインキャラクターたちが戦闘以外でも各施設の受け付けや町の住人NPCとして登場する。他にも本編で倒された敵キャラクターが登場して恨み言を語るなど、一種のメタ的な世界観になっている。

施設

初心者の館
イーガがモンスターゲームの基本を教えてくれるほか、修行もできる。
トレードセンター
他のプレイヤーが持つセーブデータからアイテムやモンスターを交換するための場所。ここを利用することで強力なレアイテムを事実上無限に増殖することが可能になる。
シャンテの劇場
キャラクターの戦闘時のセリフを利用した寸劇「XA劇場」を公開。XAとはCD-ROM XAに由来。元々は『アークザラッド』のオルニスの丘でも同様のイベントが用意されており、後に『アークザラッドIII』でもあるギルド仕事にて導入されている。
マザークレアの部屋
アーク2でのマザークレアの部屋と同じく、モンスターのクラスチェンジや各キャラクターの能力追加を行う。
ヂークベックの部屋
アーク2でのヴィルマー研究所と同じく、ヂークベックの経験値分配を行う。
鍛冶屋
アーク2では世界各地に分散していた鍛冶屋と合成屋がここに集まっている。
チョンガラの店
アイテムの売買を行う場所。武器は売られていないが、アーク2では入手が難しい消費アイテムが販売されている。
闘技場
モンスターゲームの受け付けと、勝利後の賞品受け渡しを行う。データのセーブ・ロードもここで行う。

闘技場の試合形式

本作での戦闘は、いずれの形式でも一度に参加できるのは本編より1体少ない4体までである。

闘技場チームと戦う
闘技場が用意した15種類のステージで15のモンスターチームと戦い、倒すことを目的とする。最初は1チームあたり3パーティーとなっており、プレイヤー側はモンスターしか使えない。また参加には最低でも3体のモンスターが必要である。それをクリアすると新たな15チームが出現し、1チームあたり5パーティー制となり、人間も使えるようになる。計30ステージを終えると一応のゲームクリアとなるが、以後も引き続き全施設が利用可能。戦闘は全てAIによって行われるため、プレイヤーは操作できない。
どこまで勝てるか
次々出現し、倒すたびにレベルが上がっていくモンスターと、自分のチームが全滅するまで戦闘を繰り返し、連勝記録に挑戦する。戦闘はAIと手動どちらでも可能。
友達と戦う
他のプレイヤーが持つモンスターやキャラクターと対戦する。

カジノゲーム

チョンガラが経営するカジノ店で様々なゲームを通して、チョンガラの悩みを解決することを目指す。アークたちとよく似た店員が登場するが、別人である。

モンスターゲームとは異なり、アーク2とのデータは共用されない。

ゲームの内容

3ナンバーズ
日本のナンバーズ3と同様に、任意の数字を賭けるもの。当選番号は店内で過ごしているうちに発表される。
スロットマシン
ローリスク・ローリターンなものからハイリスク・ハイリターンなものまでバランスの異なる5つのマシンが用意されている。
ビンゴダービー
競馬ビンゴを合わせたゲーム。キャラクターによるレースの結果に応じて ビンゴが決まる。
カードゲーム
トランプの『大富豪』に似たカードゲーム。イーガカードを出すたびに大富豪で言う「革命」が起きるなどの違いがある。
スーパースロット
ルービックキューブに似た立方体の形状をしたスロットマシン。

参考文献

  • アーク ザ ラッド モンスターゲーム with カジノゲーム ソフトのマニュアル

外部リンク


「アークザラッド・モンスターゲーム with カジノゲーム」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アークザラッド・モンスターゲーム_with_カジノゲーム」の関連用語

アークザラッド・モンスターゲーム_with_カジノゲームのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アークザラッド・モンスターゲーム_with_カジノゲームのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアークザラッド・モンスターゲーム with カジノゲーム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS