アンヌミナスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アンヌミナスの意味・解説 

アンヌミナス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/19 15:05 UTC 版)

アンヌミナスAnnúminas)は、J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』に出てくる都市の名前。北方王国アルノールの都が置かれていた。シンダール語で「西の塔」の意。

概要

ヌーメノールの没落を逃れ、中つ国ゴンドール・アルノール両王国を興したエレンディルによって、第二紀3320年にイヴンディム湖畔に建設された北方王国の首都であり、ヌーメノール人たちの上級王の居所であった街である[1]

第三紀の900年ごろ、アルノールがアルセダイン・ルダウア・カルドランの三国に分裂した際にはアルセダイン王国領となる。のちにアルセダインの首都はフォルノストに遷され、当地は北方王国の都としての役割を終えることとなる。

なお、この都に置かれた北方王国のレガリアは「アンヌミナスの王笏」と呼ばれる。遷都とともにこの王笏もフォルノストに在ったが、1974年にアルセダインが滅亡した後、王笏を含むレガリアは裂け谷にて保管されることとなった。

指輪戦争が終結し、エレスサール・テルコンタールによってアルノール・ゴンドール両王国が再統一されたのち、アンヌミナスには王館が再建された。

関連項目

脚注

  1. ^ J.R.R. Tolkien, Christopher Tolkien (ed.), The Peoples of Middle-earth, "The Tale of Years of the Second Age", p. 176



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アンヌミナス」の関連用語

アンヌミナスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アンヌミナスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアンヌミナス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS