アンドレス・マヌエル・デル・リオとは? わかりやすく解説

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アンドレス・マヌエル・デル・リオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 13:25 UTC 版)

アンドレス・マヌエル・デル・リオ
生誕 1764年11月10日
スペイン、マドリード
死没 1849年3月23日
メキシコ
研究分野 鉱物学
主な業績 バナジウムの発見
プロジェクト:人物伝
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アンドレス・マヌエル・デル・リオ(Andrés Manuel Del Río、1764年11月10日 - 1849年3月23日)は、スペイン出身で生涯の大半をメキシコで送った化学者(鉱物学者)。バナジウムの発見者とされる。

人物

1764年にマドリードで生まれ、ドイツのフライベルクなどで学んだ後、1794年にメキシコに派遣されてメキシコ鉱山学校で約50年間にわたって鉱物学、フランス語、スペイン語を教えた。

1801年にメキシコ産の鉱石からバナジウムを発見し、エリスロニウムと命名したが、発表の前にクロム化合物ではないかと指摘をうけ、発表を撤回した。

1821年にメキシコは独立し、デル・リオはメキシコに帰化した。

1830年にスウェーデンのニルス・ガブリエル・セフストレームによってバナジウムが再発見された後に、デル・リオの発見した元素がバナジウムであったことが確認された。

死後はマリオ・モリーナルイス・ミラモンテスと並んで、メキシコ3大化学者と称されている。





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