アルフレッド・フェルドロースとは? わかりやすく解説

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アルフレッド・フェルドロース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/09 23:23 UTC 版)

アルフレッド・フェルドロース(Alfred Verdross、1890年2月22日 - 1980年4月27日)は、オーストリアインスブルック出身の法学者

人物

ウィーン大学ミュンヘン大学ローザンヌ大学で学び、1921年にウィーン大学の私講師に就任した後、同大学で学長まで昇進した[1]。研究対象は国際法法哲学

思想

自然法論を展開し、第二次世界大戦後の自然法の再生に力を尽くした[2]

職歴

  • 1921年 - ウィーン大学私講師
  • 1924年 - 同員外教授
  • 1925年 - 同正教授
  • 1931年 - 同法学部長(~1932年)
  • 1951年 - 同大学学長(~1952年)
  • 1958年 - 同法学部長(~1959年)

役職

  • 1950年 - オーストリア学士院会員
  • 1952年 - 国際法学会副会長
  • 1957年 - 国連国際法委員会委員(~1965年)
  • 1958年 - ハーグ常設国際仲裁裁判所判事、ヨーロッパ人権裁判所判事
  • 1959年 - 国際法学会会長

邦訳

  • (原秀男・栗田陸雄)『自然法』(成文堂,1974年)

脚注

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  1. ^ A.フェルドロース著、原秀男 栗田陸雄訳『自然法』(成文堂、1974年)181頁
  2. ^ 中山竜一『二十世紀の法思想』(岩波書店、2000年)29頁。



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