アルトとバリトンの選択について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 13:36 UTC 版)
「大地の歌」の記事における「アルトとバリトンの選択について」の解説
マーラーは偶数楽章をアルトまたはバリトンの独唱にあてており、その選択は演奏者に委ねられている。初演の指揮者でマーラーの直弟子のワルターは、この曲をたびたび演奏しているが、バリトンでの演奏は一度きりだった。そのこともあって、現在では男声と女声の対比をつけるためにアルトで演奏・録音する例が圧倒的に多い。 そのためバリトンでの演奏・録音の例は多くないが、クリップス、クレツキ、バーンスタイン、ラトル、サロネン、ケント・ナガノなどが指揮した録音がある。なかでもバーンスタインがバリトンにフィッシャー=ディースカウを起用してウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と行った録音が知られている。
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