アメノヒボコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/18 13:51 UTC 版)
アメノヒボコは、新羅の王子として、記紀に伝わる人物、もしくは風土記等における神。新選姓氏録では新羅建国の祖が鵜葺草葺不合命の子の稲飯命（神武天皇の兄）とされ、国司文書 但馬国故事記では、アメノヒボコも稲飯命の五世孫を称したとされている。（日本と新羅始祖に係る説話については日羅関係を参照）
- ^ 滋賀県には、この伝承に関連して鏡神社が鎮座する（滋賀県蒲生郡竜王町鏡、北緯35度5分12.53秒 東経136度4分44.79秒 / 北緯35.0868139度 東経136.0791083度）。
- ^ 淡路島には、この伝承に関連して出石神社が鎮座する（兵庫県洲本市由良町由良、北緯34度16分3.39秒 東経134度57分0.91秒 / 北緯34.2676083度 東経134.9502528度）。
- ^ 『古事記』では神功皇后を天之日矛の後裔と位置づけており、神功皇后の出自を示す目的で応神天皇記に渡来説話が記述される（『新編日本古典文学全集 1 古事記』小学館、2004年（ジャパンナレッジ版）、p. 275）。
- ^ 姫島には、この伝承に関連して比売語曽神社が鎮座する（大分県東国東郡姫島村、北緯33度44分14.43秒 東経131度40分50.07秒 / 北緯33.7373417度 東経131.6805750度）。
- ^ a b 『新編日本古典文学全集 2 日本書紀 (1)』小学館、2002年（ジャパンナレッジ版）、pp. 304-307。
- ^ a b c d e f g h i j k l 神道・神社史料集成.
- ^ a b c 天日槍（古代氏族） & 2010年.
- ^ a b 『新編日本古典文学全集 2 日本書紀 (1)』小学館、2002年（ジャパンナレッジ版）、pp. 332-335。
- ^ a b c d e 谷川健一 『日本の神々（岩波新書618）』岩波書店、1999年、pp. 180-186。
- ^ a b c 『新編日本古典文学全集 1 古事記』小学館、2004年（ジャパンナレッジ版）、pp. 275-278。
- ^ a b c d e f g h i 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年（ジャパンナレッジ版）、pp. 124-127。
- ^ 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年（ジャパンナレッジ版）、pp. 70-71。
- ^ a b 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年（ジャパンナレッジ版）、p. 85。
- ^ a b 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年（ジャパンナレッジ版）、pp. 86-87。
- ^ a b 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年（ジャパンナレッジ版）、pp. 89-92。
- ^ a b 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年（ジャパンナレッジ版）、pp. 98-99。
- ^ 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年（ジャパンナレッジ版）、pp. 540-541。
- ^ 『新編日本古典文学全集 5 風土記』小学館、2003年（ジャパンナレッジ版）、p. 425。
- ^ a b 上田正昭 & 2013年, pp. 227–240.
- ^ 出石神社（平凡社） & 1999年.
- ^ 出石神社（国史）.
- ^ 松前健 & 2007年, pp. 218–227.
- ^ 伊豆志坐神社（式内社） & 1984年.
- ^ 中世諸国一宮制 & 2000年, pp. 406–408.
- ^ a b 出石町史 第1巻 & 1984年, pp. 136–156.
- ^ 上田篤・田中充子 「アメノヒボコが津居山を切った」『蹴裂伝説と国づくり』 鹿島出版会、2011年、pp. 184-203。
[続きの解説]
「アメノヒボコ」の続きの解説一覧
- 1 アメノヒボコとは
- 2 アメノヒボコの概要
- 3 記録
- 4 霊廟
- 5 脚注
固有名詞の分類
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