アマモシシラン(シマシシラン) V. zosterifolia Willd.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/13 11:37 UTC 版)
「シシラン属」の記事における「アマモシシラン(シマシシラン) V. zosterifolia Willd.」の解説
根茎はやや横に這い、葉を多少まばらにつける。葉は偏平でつやが少なく、長さ60cm位、時には1mにもなって、ほとんどぶら下がる。胞子のう群は、葉の縁にあって、横向きに開く溝の中に、線状になっている。日本では九州南端の大隅半島から南西諸島及び小笠原諸島に分布し、日本国外では旧熱帯域に広く分布する。特にオオタニワタリ類の株によく見られ、上向きに葉を広げるオオタニワタリの葉の下の方から多数の細長い葉が垂れ下がるのはなかなかの奇観であり、見慣れると如何にも熱帯らしい風情がある。
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