アセチレンとアセトンを出発原料とする方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/15 13:29 UTC 版)
「リナロール」の記事における「アセチレンとアセトンを出発原料とする方法」の解説
アセチレンをアセトンに付加させた後、リンドラー触媒で部分還元して3-メチル-1-ブテン-3-オールとする。3-メチル-1-ブテン-3-オールにジケテンを反応させると、アセト酢酸エステルを生じてキャロル転位を起こし、メチルヘプテノンを生成する。これにアセチレンを付加させてデヒドロリナロールとし、再びリンドラー触媒で部分還元することでリナロールが得られる。 なお、リナロールに対してジケテンの反応からリンドラー触媒での部分還元までを繰り返すとイソプレン単位を1つずつ増やしていくことができる。
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