アウドフレダとは? わかりやすく解説

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アウドフレダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/04 14:01 UTC 版)

アウドフレダ
Audofleda
東ゴート王妃
在位 493年 - 526年

配偶者 東ゴート王テオドリック
子女 アマラスンタ
家名 メロヴィング朝
父親 キルデリク1世
母親 テューリンゲン族のバジーナ
宗教 異教アリウス派
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アウドフレダ (ラテン語: Audofleda)は、フランク王クローヴィス1世の姉妹で、東ゴート王テオドリックの妃。493年ごろに結婚したとされているが、正確な結婚年や生没年などは不明である[1]

生涯

テオドリックは、妻を求めるためクロヴィス1世の元に使者を派遣した[2]。娘たちをブルグント王国ヴァンダル王国西ゴート王国に嫁がせていたテオドリックは、フランク王国とも婚姻関係を結ぶことで旧西ローマ帝国圏の主だったゲルマン系諸王国すべてと同盟を結ぼうと画策していた。

アウドフレダはもともと異教の信者だったが、結婚にあたりアリウス派の聖職者から洗礼を受けた[2]。テオドリックとアウドフレダの間に生まれた子供は、娘のアマラスンタのみだった。彼女は自身の息子アタラリックの摂政として、また後には自らが国王となり、東ゴート王国を支配した。

脚注

  1. ^ Charles William Previté-Orton The Shorter Cambridge Medieval History. Cambridge: University Press. 1966.
  2. ^ a b A History of Early Medieval Europe 476-911 by Margaret Deanesly, Methuen 1960 page 41



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