アイデア対決ロボットコンテストとは? わかりやすく解説

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アイデア対決・ロボットコンテスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 04:18 UTC 版)

アイデア対決・ロボットコンテストとは、NHKNHKエンタープライズが主催および主催していた、ロボコン(ロボット競技)のかつての総称、もしくはその中の一つの大会を指し示す呼称である。 現在はNHK、NHKエンタープライズが主催、運営に関与するロボコンの総称もしくはその一つを指して、NHKロボコンとも呼ばれることがある。

成り立ちと3つの部門

1988年に現在の高専ロボコンの基となる「アイデア対決・独創コンテスト」が始まり、翌年の1989年には「アイデア対決ロボットコンテスト」として開催された。そして1990年に大学国際部門、1991年に大学部門が追加され、以下の3つの部門として本大会は開催された。

  • 高専部門 (→高専ロボコン)
高等専門学校の学生を対象とした大会。
  • 大学部門 (→大学ロボコン、ABUロボコン)
日本国内外の学生を対象とした大会。
  • 大学国際部門 (→IDCロボコン)
複数の国の大学生から構成されるチームによる、国際交流を目的とした大会。

独立した大会へ

高専部門は2000年に高等専門学校連合会が主催に加わり、事実上高等専門学校における公式大会として高専ロボコン(アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト)として開催された。 大学部門は2002年からABUロボコンの開催とともに、同大会の日本代表選考会となり、NHK大学ロボコンと改称された。 大学国際部門は現在IDCロボットコンテスト(International Design Contest)として開催されている。

現在の運営体制

現在はNHKならびにNHKエンタープライズが主催、運営、放送に直接関与しているのは、高専ロボコンとNHK大学ロボコンの2つである。IDCロボコンについてNHKの関与は現在サイエンスZERO(旧サイエンスアイ)内での取材、放送という形式である。ABUロボコンについては主催国に関係なく、運営にNHKエンタープライズが関与している。ただしNHK本体については同大会の取材と放送を行っている。

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