みなさんお静かに(Silence Please)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/28 13:37 UTC 版)
「白鹿亭綺譚」の記事における「みなさんお静かに(Silence Please)」の解説
音を消す装置を作った男がいた。音波を重ね合えば、山と谷の部分が打ち消しあって無音になる理屈である。この男の友人Aが、自分を振った女に仕返しするため、彼女の出演する舞台にこの装置を持ち込んだ。効果は絶大で彼女の声は聞こえず、観客は自分の耳がおかしくなったかと思った。ホールから誰もいなくなってから、Aがスイッチを切ろうとしたら、装置が爆発した。無音になったわけは、装置が音のエネルギーをどんどん吸収していたのだ。
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