まるせい (漫画)とは? わかりやすく解説

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まるせい (漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 14:26 UTC 版)

まるせい
ジャンル ラブコメディ
漫画
作者 花見沢Q太郎
出版社 少年画報社
掲載誌 月刊ヤングキング(1話目)
月刊ヤングキングアワーズGH(2話以降)
レーベル ヤングキングコミックス
発表号 2013年9月号 - 2015年4月号
巻数 全3巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

まるせい』は、花見沢Q太郎による日本漫画。『月刊ヤングキング』(少年画報社)で2013年9月に第1話を掲載、2話以降は『月刊ヤングキングアワーズGH』(同社)にて2015年4月号まで連載された。

『月刊ヤングキング』にて2013年7月号まで連載されていた『少年よ大志を抱け!』の直接の続編で、花見沢Q太郎本人のデビュー直後からの状況をモチーフに、脚色・創作要素を大幅に加えている。

タイトルの「まるせい」は成人向け漫画を意味する「成」の丸囲み文字のこと。

あらすじ

大学在学中に漫画家デビューを果たした花比野Q一朗は漫画で食べていくことを決意し、大学を中退して上京する。

3年後、『コミックイルカ』をはじめとする「ツバサ書房」の雑誌で14本の作品を発表しているものの、いまだ駆け出しの域を出ていないQ一朗。ようやく初の単行本が出せるという話になったが、その直後、出版社倒産の知らせを受ける。

登場人物

花比野 Q一朗(はなびの キューいちろう)
本作の主人公。本名は「日比野 龍一朗」。駆け出しのエロ漫画家。本作登場時の年齢は23歳ぐらい。新潟県出身、埼玉県在住。オホーツク大学在学中に「ツバサ書房」の『コミックイルカ』増刊『コミックハニー』にてデビュー。周囲からは「Q先生」「Qちゃん」と呼ばれている。
下丸子 まるこ(しもまるこ まるこ)
漫画家。ショートカットで可愛らしい容姿の女性。一度だけ勢いでQ一朗と身体の関係を持つ。Q一朗のアシスタントをしていたが『コミックイルカ』にて連載が決まり独立。だがその後もお互いのピンチの際は原稿の手伝いをし合っている。
麻生 朋絵(あそう ともえ)
『少年よ大志を抱け!』より引き続いて登場。大学時代にQ一朗と短期間だけ付き合っており、別れた後も身体の関係を持つ仲であった女性。容姿・性格共に可愛げがあるとは言い難いが、胸は大きい。大学卒業後デザイン会社に就職して上京したが会社が倒産。高級クラブでアルバイトをしていたがそこもクビになったため、Q一朗のアシスタントをしながらルームシェアで一緒に住むことになった。
グレイト富山(グレイトとやま)
漫画家。さまざまな雑誌で漫画を書き、作中では5冊の単行本を刊行済み。モデルはグレイス石川。
まりょ太(まりょた)
漫画家。絵がうまく、巨乳を得意とする。単行本は1冊刊行済み。モデルは間垣亮太。
風門雷太(ふうもん らいた)
ツバサ書房などで仕事をしているデザイナー。Q一朗の単行本の装丁デザインを担当した。モデルは雷門風太。
吉永(よしなが)
ツバサ書房の女性編集者。27歳。Q一朗およびまるこの担当編集だった。モデルは司書房の成人向け漫画誌『コミックドルフィン』の担当編集者だった女性で、後に間垣亮太と結婚している。
今田(いまだ)
ツバサ書房『コミックイルカ』編集長。モデルは司書房『コミックドルフィン』編集長だった人物。
木田(きだ)
『少年よ大志を抱け!』より引き続いて登場。Q一朗の大学時代の友人。Q一朗と共に漫画家デビューを果たして上京したが、今作では漫画家を辞めゲーム会社に就職している。

現実との相違

ツバサ書房のモデルは司書房で、登場人物の多くも初単行本『月家の一族』を刊行した1994年頃の作者の周辺人物をモデルとしているが、司書房が倒産したのは2007年で、作者が一般誌進出した後のことである。

単行本




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