ふるさと山形ネットサービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/02 11:08 UTC 版)
ふるさと山形ネットサービス(ふるさとやまがたネットサービス)は、キャッシュカードを利用した山形銀行・きらやか銀行・荘内銀行間におけるATM・CD利用手数料無料提携サービスのことである。略称:「FYネット」(エフワイネット)
概要
1990年(平成2年)、山形銀行と殖産銀行の提携サービスとしてスタート[1]。2000年(平成12年)山形しあわせ銀行が提携に参加し[1]、2007年(平成19年)5月7日、殖産、山形しあわせの合併できらやか銀行が発足すると2行間サービスとなる。2行間では現金の引き出し、振り込み、預け入れとも手数料が無料だった[2]。
2020年(令和2年)12月1日、荘内銀行が参加するが、引き出し、振り込みは無料でできるようになったものの、預け入れが荘内と他2行との間ではできなかった[2]。しかし、2021年(令和3年)12月20日から荘内でも預け入れが可能となり、3行間で現金の引き出し、振り込み、預け入れがいずれも無料で相互利用できるようになる[2]。ただし振り込みの際は別途、各行が定める手数料が必要となり、引き出し、振り込み手数料が無料になるのは、平日午前9時~午後6時。また各行が他金融機関と共同設置しているATMコーナーはサービスの対象外となる[2]。
沿革
- 1990年 - 山形銀行と殖産銀行の提携サービスとしてスタート。
- 2000年 - 山形しあわせ銀行が提携に参加。
- 2007年5月7日 - 山形しあわせ銀行・殖産銀行が合併して「きらやか銀行」となったことに伴い、提携行は1行減の2行となる。
- 2020年12月1日 - 荘内銀行が出金提携に参加。
- 2021年12月20日 - 荘内銀行も入金に対応し、3行間でカード預け入れが可能となる。
脚注
- ^ a b “荘内銀 山形・きらやか銀とATM提携/20日から相互利用 無料に”. 山形コミュニティ新聞. (2021年12月10日) 2021年12月12日閲覧。
- ^ a b c d “県内3地銀、ATM相互利用無料に 20日から、預け入れも”. 山形新聞. (2021年12月4日) 2021年12月4日閲覧。
関連項目
- 東北おむすび隊...きらやか銀行を含む南東北の各第二地方銀行間のサービス。
- MYキャッシュポイント...荘内銀行を除く南東北の各地方銀行間のサービス。
- ふるさと山形ネットサービスのページへのリンク