ふじなみのとは? わかりやすく解説

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ふじなみ‐の〔ふぢなみ‐〕【藤波の】

読み方:ふじなみの

のつるが物にからみつく意から、「思ひもとほり」にかかる。

「—思ひもとほり若草の思ひつきにし」〈万・三二四八

に関する意から、「たつ」「よる」にかかる。

「—たちもかへらで君とまれとか」〈後撰・春下〉

[補説] 「並(な)み」を引き出序詞一部としても用いる。

「み吉野大川野辺の藤波の並に思はばわが恋ひめやは」〈古今・恋四〉


ふじなみの

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 08:49 UTC 版)

成句

ふぢなみのの / の】

  1. 思ひもとほり」、「たつ」、「よる」、「ただ一目」にかかる枕詞


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