ひふみ投信とは? わかりやすく解説

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ひふみ投信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/06 17:48 UTC 版)

ひふみ投信(ひふみとうしん、: Hifumi Fund[1])は、レオス・キャピタルワークスが設定・運用・販売を行う投資信託である。

主として日本国内の企業に投資を行うアクティブファンドである。ファミリーファンドの形式をとっており、投資信託協会定義の商品分類は「追加型/内外/株式」である。他の多くの投資信託と異なり、販売会社と呼ばれる金融機関を通じた間接販売を行わず、運用会社であるレオス・キャピタルワークス自らが販売を行なう(直販投信

運用者・アナリスト

ひふみ投信の運用は、レオス・キャピタルワークスが自主運用で行う。2017年2月時点の運用者・アナリストは次の通り。

運用者・アナリスト 役職 勤務期間
藤野英人 代表取締役社長 最高投資責任者 2003〜
湯浅光裕 取締役 運用本部長 2003〜
渡邊庄太 運用部長 シニア・アナリスト ファンド・マネージャー 2006〜
八尾尚志 シニア・アナリスト 2013〜
栗岡大介 シニア・アナリスト 2013〜
佐々木靖人 シニア・アナリスト 2009〜2013、2016〜

投資対象

日本株式

主たる投資対象は日本企業の株式である。ひふみ投信はベンチマーク[注釈 1]を置かないアクティブ運用を行なっており、一般的なアクティブ運用よりも銘柄選択の自由度が高い。ポートフォリオの内訳は約8割が中小型株もしくは超小型株(ひふみ投信の分類による)[2]となっている。投資信託評価機関モーニングスターの分類は「国内小型グロース」[3]R&I投信評価における分類は「国内株式アクティブ」[注釈 2][出典無効]。 

海外株式

ひふみ投信は内外/株式型として設定されており、海外の株式にも投資可能な設計となっている。2016年7月の顧客向けレポートでは米国企業などの組み入れ検討を始めたと明かし、「今後もより良い運用成果をお客様に届けるためには、高い成長を続ける 海外企業への投資も合理的であろうと考えた」[4]とその理由を述べている。実際2017年6月から、米国株であるマイクロソフトとアマゾンの組み入れを開始した[5]

兄弟ファンド

同一のマザーファンドに投資する兄弟ファンドに「ひふみプラス」「ひふみ年金」がある。ひふみ投信との違いとして、販売経路の違いがある。ひふみプラスは金融機関経由の間接販売を行なっている。ひふみ年金は確定拠出年金専用ファンドである。なお運用についてはほぼ同一の内容である。

受賞履歴

  • 2015年
    • R&I ファンド大賞 2015 投資信託/国内株式部門 優秀ファンド賞 [6]
    • R&I ファンド大賞 2015 NISA/国内株式部門 最優秀ファンド賞[6]
  • 2016年
    • グッドデザイン賞
    • 投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016 第6位 & 特別賞 [7]
    • リッパー・ファンド・アワード・ジャパン 2016 株式型 グローバル分類(評価期間5年)最優秀賞 [8]

脚注

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注釈

  1. ^ 上回るべき運用目標、一般的にはTOPIXなど投資対象資産を代表する株価指数などが用いられる。
  2. ^ R&I投信評価”. 格付投資情報センター. 2017年2月18日閲覧。

出典

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