はいはん

実用日本語表現辞典

排反

読み方：はいはん

「排反」とは、確率論や統計学で使われる用語で、二つの事象が同時に起こらないことを指す。排反事象（はいはんじしょう）は、ある事象Aが起こるとき、他の事象Bが決して起こらない場合に、AとBは互いに排反であるという。

例えば、サイコロを1回振ったときに、目が1である事象と目が2である事象は排反である。なぜなら、1回の試行でサイコロの目は1つしか出ないため、同時に1と2が出ることはありえないからである。この場合、排反事象の和の確率を求める際には、それぞれの事象の確率を単純に足し合わせることができる。

（2024年7月24日更新）

デジタル大辞泉

はい‐はん【廃藩】

読み方：はいはん

藩を廃すること。藩制を廃止すること。

はい‐はん【背反／^×悖反】

読み方：はいはん

［名］(スル)

１ 相いれないこと。食い違うこと。「二律—」

２ 従うべきものにそむくこと。違背。「命令に—する」

はい‐はん【背^×叛】

読み方：はいはん

［名］(スル)そむき、はむかうこと。反逆。

「スパルタ国に—するに至れり」〈竜渓・経国美談〉