たむらちせいとは? わかりやすく解説

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たむらちせい

たむらちせいの俳句

ごはんつぶつけてゑちごの子の毬突き
さきがけててふてふ母を葬る道
たましひのかたちを烏瓜にする
ぬばたまの闇の牡丹の在りどころ
またたび酒親孝行もうやむやに
ゴム飛びの胸まで飛んだあと爆死
三平汁都ののしり寂しがり
五月の少年木霊のやうな貌をして
今度遇ふ日は藁塚になってゐる
俳人は死顔佳けれ雪の家
前世より煮〆めてゐたる牛蒡かな
十一や男が点もす厨の灯
吊橋に落葉の重み梓川
垣結ふや一遍上人過ぎゆきし
夏の星廃市に水の流るるや
字のきれいな青年とゐて初句会
安曇野は闇こそ夏やみづぐるま
家棄つや鬼灯もののけおいてけぼり
岩屋寺や聖に余る薮いちご
復員以後狐火一つ見たるのみ
手毬歌姉と妹世を距て
折笠美秋に見破られたる水母かな
揚雲雀一遍上人妻子連れ
摘みに行くこの世の果のつくしんぼ
敦盛草恋ともちがふ紅の色
朴の花山姥ゐないゐないば
枯峠西に明るさありて行く
桜の根百尋にして母と遇はむ
泳ぎゆくゆもじの母よ青淵よ
燈心草日暮れ人の名呼ぶやうに
父の名の一字は消えず波供養
牡丹雪ジユネを読みたる少年期
牡丹雪在世中はありがとう
白日傘よもつひらさかけふ越えて
百の皿に紅梅を描く一つは白梅
真葛原分けて都を探しにゆく
秋の暮厩覗けば馬がゐた
秋深む家の中にもけものみち
秋蝶の曳くまひるまの闇のいろ
空蟬をそれなら紅としておかむ
紅梅から紅梅へ飛ぶ悪夢の鳥
緋の躑躅負ひ雲仙のころび坂
老息子お母を呼べば茶の木咲く
聖玻璃に一点の蜘蛛 原爆都市
胎内の記憶 花咲く樹海に入り
花吹雪天にもありしけものみち
落葉松の月夜に誘ひ念仏講
薮てまり句を案ずるは鬼相なり
虫時雨寧楽の都はがらんだう
蝸牛舞へと歌ひし世のありし
 




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