せきうんたいりゅう

実用日本語表現辞典

積雲対流

読み方：せきうんたいりゅう

大気が湿っている時に発生する対流のこと。水蒸気を凝結させ、積雲の発生源となることから命名された。潜熱の放出や、熱や水蒸気をはじめとする様々な物質の鉛直輸送に、大きな役割を果たしていると言われる。

（2013年5月17日更新）

デジタル大辞泉

せきうん‐たいりゅう〔‐タイリウ〕【積雲対流】

読み方：せきうんたいりゅう

積雲、積乱雲の発生に伴う対流。湿潤な大気において、上昇流では水蒸気の凝結と潜熱の放出が生じ、大気の状態は不安定になる。