ずくにゅう

デジタル大辞泉

ずく‐にゅう〔づくニフ〕【木^＝菟入】

読み方：ずくにゅう

僧や坊主頭の人をののしっていう語。

「如才(じょさい)なきお吉は吾(わが)夫をかかる—にまで好く評(い)わせんとて」〈露伴・五重塔〉

隠語大辞典

木兎入

読み方：ずくにゅう，づくにう

1. 木兎入道の略、大入道にて目などきよろきょろしたるを木兎に喩へていふ。
2. １　みみづくの如く肥りて憎々しい風体の人を罵る詞。２　頭をいふ、土佐、加賀の方言。
3. みみづくの様に肥へて憎々しい者のことを云ふ。
4. みみづくの様に肥えてにくにくしい者のこと。

分類 土佐／加賀、東京

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