スワッビング
【英】: swabbing
油・ガスの自噴を誘導させるため、チュービング、ケーシング、ドリル・パイプなどの管内に滞留しているクッション・ウォーターや地層水などを機械的にくみ上げる作業。この作業には掘削リグや専用のスワッビング・ユニットが用いられる。サンド・ラインなどのワイヤー(スワッビング作業においてはスワッブ・ラインと称される)の下端に金属性のマンドレルを接続し、それに主として硬質ゴムよりなる中空状のカップ(スワッブ・カップと称される)を装着して管内に降下した後、ワイヤーを急激に巻き上げることにより管内の水をくみ上げ、油層にかかる水頭を急激に下げて自噴を促す。 |

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