しばがき

デジタル大辞泉

しば‐がき【^×柴垣】

読み方：しばがき

１ 《上代は「しばかき」》柴を編んでつくった垣。しまがき。

２ 「柴垣節」の略。

３ 「柴垣踊り」の略。

柴垣(1)

JMnedict

茂垣

姓	読み方
茂垣	しばがき

柴垣

姓	読み方
柴垣	しばがき

ウィキペディア

シバカキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/04/29 14:13 UTC 版)

シバカキは、熊本県玉名郡南関町に伝わる妖怪^[1]。

伝承

夜、外を歩いているときに路傍から石を投げてくるといわれている。正体について言及した伝承は確認されていないが、単なるほかの人間の悪戯が妖怪と見なされたとの説もある^[2]。

また、しばとは短い草、つまり芝のことで芝が生えている場所を指す。そこから「がりがり」と音を立てながら石を投げてくるのでこの名がついた。妖怪漫画家・水木しげるの著書『妖怪大図鑑』では名称が「しばがき」とされているが、初出の資料である柳田國男の『妖怪談義』での表記は「シバカキ」であり、水木の後年の著書『妖鬼化』などでも名称が「しばかき」に統一されている^[2]。

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ 村上健司 編『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、183頁。ISBN 978-4-620-31428-0。 
2. ^ ^{a b} 水木しげる『妖鬼化』 5 東北・九州編、Softgarage、2004年、109頁。ISBN 978-4-86133-027-8。 

関連項目

• 日本の妖怪一覧