こうせんりきがくりょうほう

デジタル大辞泉

こうせんりきがく‐りょうほう〔クワウセンリキガクレウハフ〕【光線力学療法】

読み方：こうせんりきがくりょうほう

光感受性薬剤を静脈注射し、患部に集中したところで弱いレーザー光を照射する療法。前癌(ぜんがん)病変や早期の食道癌・胃癌・子宮頸癌・加齢黄斑変性症などに適用。光感受性薬剤としてフォトフリン・レザフィリン・ビスダインなどを使用する。光線力学的療法。光線力学的治療法。PDT（photo-dynamic therapy）。→レーザー療法

PDQ®がん用語辞書

光線力学療法、光力学療法、光線力学的治療

【仮名】こうせんりきがくりょうほう
【原文】photodynamic therapy

光に曝されると活性化する薬物を用いた治療法。こうして活性化された薬物によってがん細胞を殺傷できる可能性がある。