仰有れ構す
読み方:おっしゃれかます
- 落語の「悋気の独楽」の中に出るしたたか者の下女が「ご寮さん、ちつとは仰有れや、女に悋気のないのは牛に角の無いのと一緒だすぜ。あんさんがあんまりおとなし過ぎるのが、馬鹿にされますのや」「よう云うとくれや、これ私の掛け古しやが、気に入つたら取つといて!」「おい、奥を見てみい。あのおなごし(下女)ご寮人さんに仰有れ構して、上等な半襟を云わしよつたぜ。」お世辞。追従を云うて物をせしめること。
分類 芸能
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