いりゅうぶん

デジタル大辞泉

いりゅう‐ぶん〔ヰリウ‐〕【遺留分】

読み方：いりゅうぶん

相続人のために法律上確保された一定割合の相続財産。被相続人の遺言の自由を制限することにはなるが、遺族の生活保障のために認められたもの。

法律関連用語集

遺留分(いりゅうぶん)

相続・遺言に関わる用語

兄弟姉妹を除く相続人に認められた被相続人の処分を制限できる相続財産の割合額。
被相続人は自分の財産だからといって、遺留分を侵害するような処分をすることはできない。
被相続人の死亡後における相続人の生活を保障し、相続人間の公平を図るための制度である。
遺留分は、直系尊属だけが相続人の場合は被相続人の財産の３分の１で、その他の場合には２分の１である。

» 法テラス・法律関連用語集はこちら