生邪魔
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 05:10 UTC 版)
生邪魔(いちじゃま、 イチジャマ)は、沖縄県での生霊の総称。恨み、憎しみをおぼえた相手を意識的に呪詛し、その人に危害を加える反社会的呪術。また、この呪術を公使する霊的能力を持つもの。[1] また、この生霊を他の人間に取り憑かせる呪法、呪者、呪者の家系の呼称でもある[2][3]。
- ^ a b c 沖縄大百科事典 上 アーク、沖縄タイムス社pp198
- ^ a b c d e f 水木しげる『幽霊画談 カラー版』岩波書店〈岩波新書〉、1994年、82-83頁。ISBN 978-4-00-430342-8。
- ^ a b c d e f g 村上健司編著『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、37頁。ISBN 978-4-620-31428-0。
- ^ a b c 多田克己『幻想世界の住人たち』IV、新紀元社〈Truth in Fantasy〉、1990年、306-307頁。ISBN 978-4-915146-44-2。
- ^ a b 小田亮「伝統の創出としての門中化 沖縄のユタ問題ともうひとつの想像の共同体」『日本常民文化紀要』19号、成城大学大学院文學研究科、1996年3月、 131-132頁。
- 1 生邪魔とは
- 2 生邪魔の概要
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