ありす、宇宙までもとは? わかりやすく解説

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ありす、宇宙までも

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/01 08:43 UTC 版)

ありす、宇宙までも』(ありす、どこまでも)は、売野機子による日本漫画作品。『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2024年6月より連載中[1]。 日本人初の女性宇宙飛行士コマンダーを目指す少女の成長を描き、マンガ大賞2025にて大賞を受賞した[2]

あらすじ

中学生の朝日田ありすは、容姿や身体能力には恵まれており、両親からバイリンガル教育を受けていたが、幼少期にその両親を亡くしたことで、いずれの言語もつたない「セミリンガル」状態に陥っていた。学業への適応に苦しむ彼女が、知能指数が極めて高い少年犬星類と出会う。「俺が君を賢くする、つまりなんにでもなれる」という彼の言葉をきっかけに、ありすは宇宙飛行士を目指すことを決意する。 夢を追う中で、学ぶ楽しさ、生きる喜びを取り戻し、社会的困難と向き合いながら、ありすはやがて宇宙への第一歩を踏み出していく。

登場人物

朝日田 ありす(あさひだ ありす)
本作の主人公。容姿端麗な中学生の少女。言語発達の課題を抱えていたが、犬星との出会いを機に宇宙飛行士を志す。
犬星 類(いぬぼし るい)
ありすの同級生で、IQの極めて高い少年。「俺が君を賢くする」と語りかけたことで、ありすが宇宙飛行士を目指すきっかけとなる。知識や論理的思考力に優れ、ありすに学習の指導を行うほか、時に社会的視点や進路に関する助言も行う。親は里親であることが作中で明かされている。
七嶋 雨音(ななしま あまね)
JAXA主催のワークショップ「宇宙飛行士選抜試験 for 中学生」で出会った参加者の一人。ワークショップでのゼッケンは49番。英語と日本語を話し、ロシア語の習得を目指している。ワークショップを通じてありすのリーダー性を認める。
昼埜(ひるの)
管制官、宇宙開発センターのスタッフ
七嶋 虹子(ななしま にじこ)
七嶋雨音の姉。ロケット発射指揮官(LCDR)。ありすと同じくセミリンガルだった過去をもつ。

書誌情報

脚注

  1. ^ マンガ大賞2025:大賞は「スピリッツ」話題作「ありす、宇宙までも」 宇宙飛行士を目指す少女の成長譚”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 株式会社MANTAN (2025年3月27日). 2025年5月28日閲覧。
  2. ^ 【マンガ大賞2025】大賞は『ありす、宇宙までも』に決定!|コミック”. HMV&BOOKS online. 株式会社ローソンエンタテインメント (2025年3月31日). 2025年5月28日閲覧。



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