あかちゃんのドレイ。とは? わかりやすく解説

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あかちゃんのドレイ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/06/12 11:34 UTC 版)

あかちゃんのドレイ。』は、大久保ヒロミによる日本漫画作品。『Kiss』(講談社)にて2005年から2010年まで連載された。単行本は全6巻。

目次

概要

漫画家主婦ピロミは、待望の赤ちゃんを授かった。バラ色の育児ライフを夢見るピロミであったが、そこに待ち受けていたのは、「母親は赤ちゃんのドレイにすぎない」という過酷な現実であった…。

作者自身の出産・子育て体験をもとにしたエッセイ漫画。育児に奮闘するさまを、作者独特のセンスと妄想によってギャグタッチに仕立てる一方で、ほぼ毎回、子供の笑顔や周囲の助言でピロミが母親(=ドレイ)である幸せをかみしめるシーンが挿入されていて、このことが多くの母親たちの共感を呼び、幅広い読者からの支持を得る要因の一つとなっている。

登場人物

ヒヨ子(ひよこ)
女王様」。ピロキ・ピロミ夫妻の長女。生まれながらにして堂々とした態度で、ドレイ(=母)を困らせる能力に長ける。
ピロミ
ドレイ」。漫画家兼主婦。被害妄想に長け、理想の育児と現実とのはざまで苦悩する。
ピロキ
戦力外」。サラリーマン。厳しい父親を自任しているが、実際は楽天家かつ天然系で、ピロミの怒りとため息を誘う。
雛子(ひなこ)
新女王」。ピロキ・ピロミ夫妻の次女。6巻から登場。女王の政権交代を目指す。
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