「数からの検討」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 00:22 UTC 版)
「ヒッピアス (大)」の記事における「「数からの検討」」の解説
26. ソクラテスは、(論点を「質」から「数」に転換し)ヒッピアスの言う通り存在を「連続性」を以て規定するならば、我々両人が2人ならば各人としても2人であり、各人が1人ならば両人としても1人でなくてはならなくなると指摘。そして、自分達は各人では1人であり「奇数」だが、両人合わされば2人であり「偶数」になると指摘。ヒッピアスも、同意する。ソクラテスは、したがって「両人がそれであれば、各人もそれであり、各人がそれであるならば、両人としてもそうである」ということに絶対的な必然性は無いと指摘。ヒッピアスは、確かにその種のことについてはそうだが、先程話していたこととは別ものだと述べる。
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