「合+『衆国=States』」説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 17:17 UTC 版)
「合衆国」の記事における「「合+『衆国=States』」説」の解説
合わさった衆(多数の)国(state, 州)、とUnited Statesを直訳したものである。 望廈条約より前の1844年正月の、広州巡撫からの上奏文に「該國係二十六虜爲一國、故有合衆國之名」とある。 また、Chinese Repository 1845, Jan. ART. VIIIには条約翻訳者による注記として in the 34 articles, the United States are designated as the Hoh Chung Kwoh, the literal meaning of which characters is either, "the united all nation" or "the union of all nations", they do not, however, in any sense express the "United States". とあり、「United States の訳として合衆国を当ててみたが少し違う」との印象を持っていたと推察される。加えて「同じ条約内で State と Nation を同じ『国』を使って表すのでよくない」と不満を述べている。しかし望廈条約で採用され、以降「合衆国」がアメリカの公式漢字名として定着してしまった。
※この「「合+『衆国=States』」説」の解説は、「合衆国」の解説の一部です。
「「合+『衆国=States』」説」を含む「合衆国」の記事については、「合衆国」の概要を参照ください。
- 「合+『衆国=States』」説のページへのリンク