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現代俳句データベース(俳句)
現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
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- く(アルファベット)
- く(タイ文字)
- く(数字)
- く(記号)
- 黒姫も妙高も見えず苗代寒
- 黒船屋の猫は胴長十三夜
- 黒船の黒の淋しさ靴にあり
- 黒ぶどう嚥下のすゑの明るくて
- 黒葡萄男のなかで熟れており
- 黒葡萄ひと房夜の穣かなる
- 黒葡萄彌勒菩薩を走らしむ
- 黒葡萄夜が膨張しつつあり
- 黒部谿月光惹かれ入るごとし
- 黒部の沢真つ直ぐに墜ちてゆくこおろぎ
- クロボウといふ駄菓子ふふ地蔵盆
- 黒松の一幹迫る寒灯下
- 黒豆を艶よく煮上げ女正月
- くろやなぎ徹子となりぬ葱坊主
- 黒百合と長之助草とに雲這へる
- 黒百合の花撓み咲く岩襖
- 黒百合や石ふみ落す地獄谷
- 黒百合やこれより先は信濃みち
- 黒を着て葉桜の歴史省みる
- クローン牛のその後は知らず日脚伸ぶ
- 鍬入れの気合に雪の地鎮祭
- 鍬打つて涼しき土となりにけり
- 鍬かろき心地や今朝の初音きく
- くわがた虫一つぽつんと孫帰る
- 鍬先減り旧知の梅雨闇そこここに
- 桑酒を醸し阪東育ちかな
- 鍬の影鋭くあそぶ土の熱
- 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな
- 桑の実や過去のかたまり丸呑みす
- 桑の実を食ぶ師弟の永かりき
- 鍬始め地下足袋の跡ふんわりと
- 桑解けば雪嶺春をかゞやかす
- 桑芽吹くこだま返しの筬の音
- 桑芽吹く利根悠々と流れけり
- くわゐ煮てくるるといふに煮てくれず
- くわんおんのそびらもあおきころもがへ
- 句を玉と暖めてをる炬燵かな
- 句を溜めて口重くなる猫じやらし
- 勲章の汚れて寒き飾窓
- 燻製魚店 昏れだす 入江よりはやく
- 国中の時計の音がして夕立
- 蠛蠓に夕日のにほひ出雲崎
- 薫風に少女は赤き舌を出す
- 薫風の起点何処かに天の洞
- 薫風の稜線佇てり国境
- 薫風やあちらの木戸番はカフカ
- 薫風や午のワインに少し酔い
- 薫風や煙つた脳みそ捨てちまを
- 薫風や鎧向き合う恐ろしさ
- 薫風や来し方行く手祥気満ち
- 薫風や城より一里松は塚
- 薫風や笹の葉すべる鳥の声
- 薫風やホテルばかりの温泉の町
- 薫風やメロンパン買う列につき
- 薫風を満たす綺麗な肺ふたつ
- 口・耳・鼻の穴のかたちや開かぬ眼
- クールビズおとことっても青っぽい
- クールビズ私の思惟は帽の中
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