iアプリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:46 UTC 版)
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仕様
2001年に発売された503iシリーズではじめてiアプリの実行機能が搭載された。iアプリの実体はDoJaプロファイルに従って作成されたJavaアプリケーションである。機種やインフラの整備に合わせて、仕様が拡充されて多くの仕様が存在する。
同業他社より、EZアプリ(au)、S!アプリ(SoftBank)と同じ様なサービスが行われている。
2008年冬モデルのFOMAの一部機種からは、iアプリオンラインに対応している。これは、複数のユーザーとリアルタイムでの通信が可能になるシステムである。また、iアプリコールを使って、端末の電話帳を利用し、複数の相手のiアプリの起動を促す事ができる。
iアプリDX
iアプリの機能拡張版で、mova505iシリーズ、FOMA900iシリーズ以降の機種で実行できる。「トラステッドiアプリ」とも呼ばれる。電話帳の登録・変更・削除、iモードメールの制御、リダイアル履歴、着信メロディなどの携帯電話本体のデータの利用がアプリ上で行えるようになったほか、ダウンロード元サーバ以外のサーバと通信することができるようになった。
その仕様上、コンピュータウイルス的なプログラムが作られてしまう危険もあるため、開発用のライブラリはセキュリティ上、iモード公式サイトの契約を結んでいるコンテンツプロバイダのみに公開され、長らく一般には公開されていなかった。これにより、一般のiアプリ開発者はDoJa3.0以降の機能を使用することが出来るが、iアプリDXを作ることができない状態が続いていた。
2010年8月26日になってようやく開発環境が公開され、個人がiアプリDXを開発できるようになった。これにはGPSの利用、電話帳データへのアクセス、課金機能などの全ての機能が含まれる。これに合わせて2010年12月6日にはiモード向け「ドコモマーケット」(従来はAndroid向けのみ)が開設され、ここで個人が有料/無料アプリを公開することも可能になった。
利用目的
主にゲームなどの他、メールなどのツール、さらにはフルブラウザなど多くの種類のアプリが出て利用されている。
iアプリと同じ種類の言葉
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