SO-01D SO-01Dの概要

SO-01D

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/25 16:36 UTC 版)

NTTドコモ Xperia PLAY SO-01D
キャリア NTTドコモ
製造 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
発売日 2011年10月26日
概要
OS Android OS 2.3.4
CPU Qualcomm Snapdragon
MSM8255 1GHz
音声通信方式 3GFOMAW-CDMA
2GGSM
(3G 800/850/2100
2G 850/900/1800/1900)
データ通信方式 3G:FOMA HSDPA・HSUPA
2G:EDGE
無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)
形状 横スライド
サイズ 119 × 62 × 16 mm
質量 約175 g
連続通話時間 340分(音声通話時・3G)
450分(音声通話時・GSM)
連続待受時間 480時間(静止時・3G)
300時間(静止時・GSM)
内部メモリ RAM:512MB
ROM:1GB
外部メモリ microSD
(最大2GB)
microSDHC
(最大32GB)
日本版では16GBのmicroSDHCが付属している。
日本語入力 POBox Touch 4.1
FeliCa なし
赤外線通信機能 なし
Bluetooth あり
(Ver2.1+EDR)[1]
放送受信機能 なし
備考 1.ゲームキー(, , , )
メインディスプレイ
方式 タッチパネル対応
TFT液晶
解像度 FWVGA
(480×854ドット)
サイズ 4.0インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約510万画素CMOS
機能 ハイビジョン動画撮影、顔認識
サブカメラ
画素数・方式 約30万画素CMOS
機能 自分撮り、ビデオチャット
カラーバリエーション
ブラック(Black)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要

クローズ状態

形状は横スライドだが、ゲームキー(, , , キーと十字キーさらにタッチパッド)が搭載されている。またステレオスピーカーを搭載している。

通信方式はドコモの方式に基づいたW-CDMA(FOMAハイスピード 14Mbps)に対応となるが、海外仕様モデルではCDMA2000にも対応しているものもある。

そのほかWi-Fiにも対応しておりIEEE802.11b/g/nも対応しており、同時接続5台までのテザリングにも対応する。

一見ゲーム機が目立つ端末ではあるが、これまでのXperiaシリーズ同様、TwittermixiFacebookといったSNSやメール、発着信履歴などを一元管理する「Timescape」や、ウォークマンの技術を使ったミュージックプレーヤーといった機能も搭載されている。なお、2011年以降の日本向けXperiaシリーズでは珍しく、FMラジオの受信機能が無い(SO-01B以来)。

Facebook insideに対応しミュージックプレイヤーやギャラリーなどの機能がFacebookと連携する。

専用の「電池パック SO04」は、SO-01Bと同じく、海外のBST-41にドコモ型番を貼り付けたものを採用している。

ACアダプタは付属される「ACアダプタケーブル SO03」を標準使用する形になっているが、2011年冬モデル発売以降に販売開始された「ACアダプタ 03」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製、microUSBコネクタを持つ端末用のACアダプタ)は、2011年12月時点では利用可能オプションとして総合カタログに掲載されておらず、この時点では公式に利用可能とはなっていない。

バージョンアップ

本機種は海外版においてAndroid 4.0へのバージョンアップが検討されていたが、OSをバージョンアップした場合にゲームが快適に動かない場合があるためバージョンアップを断念した。その結果、「2011年のXperiaシリーズで全くOSバージョンアップがされない唯一の機種」となった。またドコモ版もバージョンアップが検討されていたが、こちらもメモリ(RAM)不足の可能性があるためとして、2011年に発売したXperiaシリーズ(本機の他、SO-01CSO-02CSO-03C)と富士通製のF-12C共々バージョンアップを断念している[2][3]。その結果、ドコモの2010年冬春モデルと2011年夏秋モデルでAndroid 4.0へバージョンアップされたのはGALAXY S II SC-02Cのみとなった。

音楽機能

レーベルゲートウォークマンなどにも提供している、国内最大の音楽配信サイトであるmoraの楽曲を、スマートフォンで購入、ダウンロードできるmora touchが引き続き搭載されている。本端末ではspモードのコンテンツ決済に対応しているため、楽曲の購入代金は携帯電話の通話料などと合わせて清算することもできる。他のXperiaシーリーズと同様「TrackID」と連携しており、流れている曲を検索して、YouTubeで関連情報の検索結果へアクセスでき、「mora touch」で楽曲のダウンロードも可能となる。ミュージックプレイヤー再生中にinfiniteボタンを押すと、再生中のアーティストのWikipedia情報やGoogleでの歌詞情報、YouTubeでのアーティストビデオ情報などを自動的に検索する。

着信音設定ボタンにタッチするだけで、再生中の楽曲を手軽に着信音に設定できる。

ミュージックプレーヤーはソニーウォークマンの技術が継承されており、10種類の中から最適な音質を選べるイコライザ設定などが搭載されている。

取り込んだ音楽を着信音にすることが可能なほか、DLNAやxLOUDにも対応している。

パソコン上で音楽、動画、写真を編集管理するアプリケーションであるMedia GoとXperiaのメディアスケープをUSBケーブル等を使って同期することができる。Media GoではCDなどからの音楽の取り込みだけでなく、iTunesWindows Media Playerx-アプリの音楽ファイルを取り込むことも可能である。

メール・ブラウザ

ブラウザではFlash Player 10.3、Java ScriptHTML5がアドオンされており、パソコンとほぼ同等の動きのあるサイトの閲覧が可能となっている。また、動画サイトもブラウザで表示させたり、Flashゲームも楽しむことができる。

メールにおいてはGmailPOPIMAPのメールがサポートされているほか、iモードメールと同じ@docomo.ne.jpのプッシュ型のキャリアメールが利用できるように、spモードアプリがプリインストールされている。Gmailにおいては複数アカウントでプッシュメールが利用できる。また音声入力メールが対応している。

それに加えspモードでは、My docomoのID発行や、ケータイデータお預かりサービスとの連携が可能な電話帳のバックアップを利用することができる。

緊急地震速報やその他緊急速報を受信するエリアメールに対応している。

PlayStation Certified

PlayStation Certifiedに対応した機器に付けられるマーク

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のライセンスプログラム「PlayStation Certified」(PlayStation Mobile)に世界で初めて対応したスマートフォンである。

初代PlayStation向けゲームである『クラッシュ・バンディクー』と『みんなのGOLF2』がプリインストールされている。他にもXperia Play向けのAndroid向けゲームが搭載されているが海外版に比べ少なくなっている。






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