SMI-S
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/26 08:33 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動SMI-S の主な目的は、ストレージにおける異機種混在システムでの相互運用性を高めることである。現在のバージョンは SMI-S V1.1.0。18社の SNIAメンバー企業の 280 以上の製品が SMI-S 1.0.2 準拠の認証を受けている[1]。SMI-S 準拠ストレージシステムの開発・マーケティングについてのチュートリアルが WBEM Solutions のサイトにある[2]。
基本概念
SMI-S は、ストレージシステムに関する DMTF 管理プロファイルを定義している。SMI-S はプロファイルとサブプロファイルから構成されている。プロファイルは、自律・自己完結型管理ドメインの振る舞いを記述したものである。SMI-S には、ディスクアレイ、スイッチングハブ、ストレージ・ビジュアライザ、ボリューム管理など様々なドメインのプロファイルを含む。DMTF の用語では、特定のプロファイルの実装をプロバイダーと呼ぶ。サブプロファイルは、あるドメインに含まれる多くのプロファイルで共通な部分を記述したものである。
SMI-S の実体は以下の2種類に分類される。
- クライアント
- 管理ソフトウェア。プロバイダーとの物理的なリンクさえあれば、ネットワーク上のどこにあってもよい。
- プロバイダー
- ストレージ・ファブリック(ネットワーク)内の管理対象デバイス。
クライアントとしては、ホストシステムベースの管理アプリケーション、エンタープライズ管理アプリケーション、SANアプライアンスベースの管理アプリケーションなどがある。プロバイダーは、ディスクアレイ、ホストバスアダプター、スイッチ、テープ装置などである。
年表
- 2002年 - BlueFin が生まれ、後に SMI-S に改称された。
- 2003年 - SNIA により SMI-S 1.0 が公表された。また、SNIA Conformance Testing Program も作られた。
- 2004年 - SMI-S 1.0.2 が ANSI 標準となった。SMI-S 1.1.0 の開発が始まる。
- 2005年 - SMI-S 1.0.2 が ISO に提出された。SMI-S 1.1.0 リリース。
関連項目
- CIM - Common Information Model
- WBEM - Web Based Enterprise Management
- SNIA - Storage Networking Industry Association
外部リンク
- ^ SMI Timeline from SMI Marketing Tutorial
- ^ SMI Tutorials SMI-S 準拠ストレージシステムの開発とマーケティングについて
- 1 SMI-Sとは
- 2 SMI-Sの概要
新幹線情報管理システム
(SMI-S から転送)
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新幹線情報管理システム(しんかんせんじょうほうかんりシステム、通称SMIS(スミス)Shinkansen Management Information System)とは、現在東海旅客鉄道(JR東海)と西日本旅客鉄道(JR西日本)が共同で東海道新幹線・山陽新幹線と博多南線で運用している新幹線運行管理システム (COMTRAC)の一部で、設備管理を行うシステム。
- 1 新幹線情報管理システムとは
- 2 新幹線情報管理システムの概要
- SMI-Sのページへのリンク