JR九州885系電車
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編成表
3M3T(電動車3両、付随車3両)の6両で構成される。下り長崎・佐伯寄りからクロハ884形 - モハ885形100番台/200番台 - サハ885形100番台/300番台 - サハ885形 - モハ885形 - クモハ885形となっている。
サハ885形100番台もしくは300番台(いずれも3号車)を編成中から外し、5両編成 (3M2T) で運転することも可能である。このため、同車および同車との連結面は密着連結器となっている。他は、先頭部を除き半永久連結器である。
編成 | ← 早岐・肥前鹿島 佐世保/博多 → (リレーかもめ・みどり・かささぎ)
| ||||||
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← 佐伯/博多 小倉 → (きらめき・ソニック)
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クロハ884 | モハ885 | サハ885 | サハ885 | モハ885 | クモハ885 | ||
1次車 | SM1 | 1 | 101 | 101 | 1 | 1 | 1 |
SM2 | 2 | 102 | 102 | 2 | 2 | 2 | |
SM3 | 3 | 103 | 103 | 403 | 403 | 403 | |
SM4 | 4 | 104 | 104 | 4 | 4 | 4 | |
SM5 | 5 | 105 | 105 | 5 | 5 | 5 | |
SM6 | 6 | 106 | 106 | 6 | 6 | 6 | |
SM7 | 7 | 107 | 107 | 7 | 7 | 7 | |
2次車 | SM8 | 8 | 201 | 301 | 8 | 8 | 8 |
SM9 | 9 | 202 | 302 | 9 | 9 | 9 | |
SM10 | 10 | 203 | 303 | 10 | 10 | 10 | |
SM11 | 11 | 204 | 304 | 11 | 11 | 11 |
台湾への輸出
台湾高速鉄道(台湾新幹線)の建設予定がない東部幹線の速達化をはかるため、2004年に中華民国台湾鉄路管理局(台鉄)は丸紅を通して日立製作所に885系の同等車(TEMU1000型)8両編成6本(48両)を発注した。2006年に3本が納車され、2007年に残り3本が納車された。さらに48両発注する計画があったが、コスト合意できないなど理由で2009年に計画中止になった。これにより、台北駅 - 花蓮駅間は従来より30分程度短縮され、2時間以内とされた。運賃設定は「自強号」と同一である。
発注の目的は速達化のみならず、プッシュプル型「自強号」(E1000型)において韓国(現代精工業、現在のロテム)製客車が故障などの不具合が多く遅延や運休を生じているため、その入れ替えの目的もある。
2006年1月17日、台鉄の公募により、列車の愛称は花蓮近郊の太魯閣国家公園にちなんだ「太魯閣号(タロコ号)」に決定した。
2014年12月28日、政府交通部は当形式2編成16両を追加発注することを決定し、2016年より投入された。[26]
脚注
注釈
- ^ 2003年、2次車の5両化の際に製造・編成組込
出典
- ^ a b c d e f 『鉄道ジャーナル』通巻415号、p.76
- ^ a b c 『鉄道ファン』通巻469号、p.42
- ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、191頁。ISBN 4-88283-123-6。
- ^ 『鉄道ファン』通巻469号、p.43
- ^ 水戸岡 2009, pp. 128–129.
- ^ a b c JR特急列車年鑑 2011, pp. 90–91.
- ^ a b 鉄道ファン 2012, p. 33,170.
- ^ 「オランダに485系、日欧「似たもの列車」大集合」『東洋経済ONLINE』、東洋経済新報社、2020年11月6日、2021年2月21日閲覧。
- ^ 水戸岡 2009, p. 77.
- ^ 『鉄道ジャーナル』第47巻第5号、2013年5月、34頁。
- ^ 『JR電車編成表 2013冬』2012年11月9日、208頁、ISBN 978-4-330-33112-6。
- ^ a b c d e 『鉄道ファン』通巻469号、p.50
- ^ 九州を走るエコ車両 - ウェイバックマシン(2017年10月2日アーカイブ分) - 九州旅客鉄道 2017年10月1日
- ^ a b 「885系SM5編成が青帯に」『『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース』交友社、2010年12月27日。2012年10月13日閲覧。
- ^ a b c 坂 2011, p. 29.
- ^ 鶴 2011, p. 85.
- ^ 鶴 2011, p. 82.
- ^ 『鉄道ジャーナル』通巻415号、p.72
- ^ 『鉄道ジャーナル』通巻415号、p.77
- ^ 「新型特急デビュー」『交通新聞』交通新聞社、2001年3月6日、1面。
- ^ 「「白いかもめ」晴れ舞台 ブルーリボン賞 博多駅でセレモニー」『西日本新聞』西日本新聞社、2001年8月25日、夕刊、10面。
- ^ “JR九州にて『福が来た!プロジェクト』始動!!”. 福山雅治オフィシャルサイト. 2023年5月4日閲覧。
- ^ 『車内飲料自動販売機サービスの終了について』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道株式会社(JR九州) 。2022年1月30日閲覧。
- ^ 『2022年9月23日ダイヤ改正 西九州新幹線が開業します 在来線各線区でダイヤを見直します』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2022年6月10日、8頁。 オリジナルの2022年6月10日時点におけるアーカイブ 。2022年6月18日閲覧。
- ^ “「Splatoon3×JR九州」さぁ、キュウシュウを楽しまなイカ?キュウシュウラン開催概要について”. 九州旅客鉄道. 2024年2月16日閲覧。
- ^ 臺鐵局積極回應民眾東部運輸服務期待,完成增購4組列車,將於明年底陸續交車投入營運(繁体字中国語) - ウェイバックマシン(2014年12月29日アーカイブ分) - 交通部臺灣鐵路管理局
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