菅野博文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 22:34 UTC 版)
菅野博文 | |
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生誕 |
1947年(75 - 76歳) 日本 東京都 |
学歴 | 桐朋学園大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | チェリスト |
略歴
- 桐朋学園子供のための音楽教室より齋藤秀雄[1]に師事。同高校を経て、同大学卒業。
- 1969年 第38回NHK毎日コンクール(現・日本音楽コンクール)チェロ部門第1位[2]、および海外派遣コンクール第1位。
- 1970年 渡瑞ピエール・フルニエに師事。
- 1972年 渡米インディアナ大学においてヤーノシュ・シュタルケルに師事。
- 1974年 第5回チャイコフスキー国際コンクールチェロ部門第3位[3][4][5]、同時にソ連作曲家課題曲優秀演奏者特別賞受賞。
- 1975年 日本でデビューリサイタルを開催。
- 1976年 ケンタッキー大学レキシントン校助教授を経て、フィラデルフィアのテンプル大学准教授に就任[6]。
- チェスナットヒルズ・レジデントトリオ、ファカルティトリオ[7]、テンプルトリオ[8]の一員としてアメリカを中心に演奏活動を展開。
- 1981年より日本を拠点に活躍。日本を代表するチェリストであり、指導者としてもチェリストのみに関わらず、数多くの音楽家を輩出している。
- 昭和音楽大学所蔵の、銘器ヨーゼフ・グァルネリウス[9](1689年製作)を使用していた。
- 紀尾井シンフォニエッタ東京[10]、紀尾井ホール室内管弦楽団[11]に所属した。
- 昭和音楽大学名誉教授。
- 近年においては、ヴァイオリニストのジェラール・プーレ、ピアニストの戸室玄と度々共演している。[12]
人物
- ^ 齋藤秀雄 Wikipedia
- ^ 第38回日本音楽コンクール入賞者
- ^ チャイコフスキー国際コンクール Wikipedia
- ^ International Tchaikovsky Competition Wikipedia
- ^ International Tchaikovsky competition history:1974 YouTube
- ^ 「Stefan Koch(cellist)」received musical training at Temple University in Philadelphia, where he studied with Hirofumi Kanno and…
- ^ Faculty Trio Recital, Robert Hamilton:Pianist, Seymour Rubinstein:Violinist, Hirofumi Kanno:Cellist, Feb 21, 1975
- ^ Temple Trio at Greenville State College Concert, Alexander Fiorillo:piano, Helen Kwalwasser:violin, Hirofumi Kanno:cello, Feb 16, 1978
- ^ グァルネリ
- ^ 紀尾井シンフォニエッタ東京 Wikipedia
- ^ 紀尾井ホール室内管弦楽団 楽団メンバー
- ^ Two Piano Quintets 紀尾井ホール20191103
- ^ 高田三郎:器楽作品集
- ^ 三善晃:ギターのための作品
- ^ 「The Great Cellist」Margaret Campbell
- ^ Sputnik Images #518199
「菅野博文」の続きの解説一覧
- 1 菅野博文とは
- 2 菅野博文の概要
- 3 ディスコグラフィ
- 4 出典
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